ペンデュラムダウジングの上級者への道は、誤作動とも呼ばれる不規則な動きを理解し、それを超えることから始まります。ペンデュラムが示すYESやNOとは異なる、一見不合理な動き、それがID（イディオット）サインです。

このIDサインはダウジングの世界で誤解を招きがちですが、上級者への道を究めるためには、この4番目のサインの意味を理解し、対処する方法を学ぶ必要があります。ペンデュラムがIDサインを示すとき、それは通常、質問者のエネルギー状態、環境、あるいは質問の仕方に問題があることを指し示しています。

ペンデュラムのコンディショニングから始め、あなたのエネルギーが最適な状態にあることを確認しましょう。ダウジングを行う場の浄化、ペンデュラム自体のエネルギークレンジングは、正確なダウジングには不可欠です。ダウザー自身のグラウンディングとセンターリングも、心と体が整った状態で臨むために重要となります。

IDサインが現れたときの質問の適正化も、上級者としての洞察を深める重要なステップです。質問がYESまたはNOで明確に答えられるものかどうかを再検討し、不適切であればその質問を修正します。また、質問の内容が不明瞭である場合は、対象物を直接触れながら質問をするなどして、質問の対象を明確にすることが求められるのです。

さらに、質問自体が適正であるかどうかを自問自答します。不真面目な質問や、本心からではない質問は動きに影響を与え、IDサインを引き起こすことがあります。ペンデュラムダウジングは、ダウザー自身の内面と深く結びついているため、自分自身の真の声に耳を傾けることが、誤動作を克服する鍵です。

ペンデュラムダウジングの上級者になるということは、単なるテクニックを超えた、自己との対話を深め、内なる直感と論理的思考を磨くプロセスです。ペンデュラムが示すIDサインは、この道の上で避けては通れない試練であり、それを乗り越えることで、より深い洞察力と技術を身につけることができるでしょう。